【俺の右腕】Baritono93(バリトーノ93)の9ヵ月使用インプレ

皆さんこんにちは!!

今回は、9か月間いろんな場所で使ってきたBaritono93のインプレです。

釣りに行けなかった時期もあったのですが、結構いい魚が取れているので魚を掛けた時の感覚も書いていきます。

なんか釣果以外のブログを書くのは久しぶりですが、できるだけわかりやすいように書いていきます!

ではいきましょう!!

こんな人におすすめ

筆者
筆者

ショートレングスの少し癖がある竿ですが、個人的…最高ですわ

  • 生まれ:2008,04,11
  • 名前:山本朔太朗
  • 職業:学生・ブロガー・アングラー・釣具屋の店員
  • 目標:釣りのプロになる
  • Instagram:@naturefishing__
  • #伝説の1匹を追い求め
  • お問い合わせはこちら

1,この竿を買った理由

まずは結構竿に癖があるので、僕が買った理由や用途から話していこうかなと思います。

PE3号システムが欲しい…

去年一年間青物を狙っていて、感じた点は130~160㎜クラスのトップ・60g台のジグを快適に扱える竿が必要と感じました。

そうなるとMHクラス・PE3号背負えるタックルが必要と感じました。

ジェノス108MH⁺では限界がありまして…

憧れのTULALA

https://tulalajp.com/

僕がヨネスケさんのファンで、ツララを使っている動画をたくさん見てきました。

いつかこの竿を使って遠征したいと思っていた中で、遂にツララを発見したのです。

結構ツララは竿の種類が多く、再入荷もかなり時間がかかるので、わからない点が非常に多いメーカーでもあります。

ですが奇跡的にBaritono93が在庫としてある場所を見つけ、通い詰めて、触って、自分に必要かを精査し、今回青物用として購入しました!

2,Baritono93はどんな竿?

ヘビー過ぎないアカメロッド。シーバスロッドの延長のようなアカメ竿らしいです。

貴重な遠征の機会で、他の専門ロッドより最大限使いこなすことができるでかいのが掛かっても何としてくれるといったコンセプトです。

シーバスロッドを使っているような感覚で、ビックプラグを投げ込める感じ。

なのでショアジギングロッドでトップを投げている感覚とは全く違います。コルトスナイパーを使っている人が投げたら気持ち悪そうでした。

軽くスペック

詳しいスペックは公式で→https://tulalajp.com/tulala/baritono-93

  • レングス:9フィート3インチ
  • ウエイト:280g
  • ライン:PE4号(リーダー100lbくらいまで)
  • キャストウエイト:10~120g
  • リール:SW5000~6000

こんな感じです。

竿の重さ的には、ショアジギングロッドのM~MHくらいですね。

何といってもレングスが特徴的。青物狙いで考えている人からすると、この9.3という長さはかなりレアですね。ですが仕舞寸法180㎝くらいあります(笑)

キャストウエイトはツララあるあるのアホほど広い幅。これはラインセッティングに結構影響されますが、案外投げれます。まあ後程詳しく。

ストローガイドセッティング

計15個の小さなガイドでセッティングされています。ですので9ftの竿とは思えないほど長く感じます。

実物を触るとわかりますが、めっちゃ小さいです。

となると不安になるのがこれリーダ抜けるの??

公式では100lbまでイケますと書いています。いや嘘だろ?と思うほど小さいです。

が案外いけます。(さすがに100lbは入れたくないけど)

ここはラインセッティングがめっちゃキモです。

一言でいうと…タックルバランスが大事

使っていると、タックルバランスってめっちゃ大事だと気付ける竿になっています。

本当に使用感がかなり変わります。弱い・軽いリールに合わせると少し弱い竿に感じ、ごっついリールに合わせると、急にいかつい竿に変貌します。

という感じでタックルバランスでめっちゃ変わる竿です!!

3,実際に使ってみた

ということで前置きはこの辺りで。実際に使った感覚を紹介していきます。

大体こんな感じ。PE2号だとまた味が変わるのでそこもちょっと紹介します。

キャスト感

まずはキャストの感覚から。

プラグは30~60g当たりが非常に投げやすい感覚。これ以上重い80g台はさすがにティップが負けてしまう感覚です。バットはカチカチなんですが、ベリーはほどほどに柔らかめ、ティップは非常に柔らかいブランクス設定になっています。

そのためルアーをキャストする時はベリーを綺麗綺麗に曲げ込むことが気持ちいいキャストになるポイントだと思います。ちなみにPE1.5号まで落とすと、120mmクラスのシーバスミノーが結構気持ちよくなります。

ジグは結構行けます。

40~60gがベストマッチな感覚で、垂らし長めでしっかり竿を曲げるととても気持ちがいいキャストになります。

80g~100gはティップが柔らかく、最初は少し怖いなと感じますが、投げていくとバットの硬さで案外行けるじゃん!となります。

ガイドの抜け

次にガイドの抜け。

結構リーダーの長さによって変わる気がします。

ということで簡単に表にします。

1ヒロ2ヒロ3ヒロ
2号×35lb
3号×60lb△(一回トラブルあり)

やっぱり使っていて思いますが、FGの綺麗さと長さは結構影響が出るかもですね。

と言いつつ、ほとんどトラブルはありませんが、3号×60lbリーダーの3ヒロはちょっとトラブルが出る場合あり。スペーサーを15cm程度でも入れると改善するかもですね。

操作性・軽さ

竿の重量は特段重いと感じることも無い感じ。

そして操作性の面。これを語りたい。

まじでジグがしゃくりやすいです。この竿を買ってからジグの登場頻度がめっちゃ増えました。

ティップはめっちゃ柔らかいのですが、反発力も程よくあり、潮の流れが早い時やルアーのウエイトが重くてもなんかSLJをやっている感覚でジグをしゃくることができます。

そのためジグの釣果は倍増。これは素晴らしいです。

プラグは良きって感じ。

ティップめっちゃ入るので、アクションはしやすいです。レングスが短いので足場高いところだとトップとかだとミスダイブが目立つような気がします。

魚とのファイト

結構気になっている人が多いと思う、魚とのファイトについて。

まずはブリとのファイト。

今年は80cmのブリとドラグフルロックで対戦。無事ほとんど出さず勝利しました。この竿の強さのキモはベリーです。ティップはすぐ入るのでですが、ベリーの粘りが素晴らしいです。そして強靭なバット。かなり負荷を掛けましたがまだまだ余裕そうでした。

続いて85cmのサワラ。

サワラの横っ飛びバイトをミノーで掛けましたが、ティップの柔らかさでしっかり乗せることが出来ました。また足元の突っ込みもしっかりティップからベリーで吸収。竿のパワーでするする上がってきました。

最後に60cmのヒラマサ。

80メートル以上沖で掛けましたが、ポンピングですぐに浮かせることに成功。最後の足元の突っ込みも耐えることができました。

という感じでPE3号タックルとしての仕事は十分に発揮しています。あとは4キロくらいのヒラマサ掛けてからですね。

良くないところ

この竿大好きなので、なかなか悪いところを書けないので、ひとつの項目として。

これは結構気になる点かも

まずは仕舞寸法です。変則ツーピースなので#1がめっちゃ長いです。そのためロッドケースに入り切らなかったり、ティップが負担掛かりまくったり…

ちょっとめんどいのはあります。

次はレングスの問題。ショアの青物狙いでは結構短いです。

その分振り抜きは抜群。ですが、ある程度高い足場でのトップ操作や飛距離面では少し劣る部分があるなと感じます。

4,こんなタックルセッティングで

ということでこれも書きたかったので書きます。

おすすめのタックルセッティングについて。

まずは一番おすすめのセッティング。

  • リール:ステラSWorツインパワーSW5000~6000番
  • ライン:PE3号
  • リーダー:50~60lb

リールはツインパワー以上が確実にいいですね。

理由はやはり強さの面。Baritono93はゴリゴリ曲げて強引なファイトこそ活きる竿なので、それに答えてくれる最強のリールがおすすめです。

次におすすめなのは

  • リール:汎用コアソリッド系C5000番orSW機4000番
  • ライン:PE1.5号
  • リーダー:35lb

このセッティングであれば、少しライトなショアジギングやサーフゲーム、少し強めのシーバスゲームなどが楽しめると思います。

120㎜クラスのシーバスミノーやトップ(30gもないプラグ)主体ならこのセッティングでもかなり楽しめます。ファイトはこのセッティングでもかなり強引に引っ張ってこれるので、細糸でやりたいけど強引なやり取りをしないといけないみたいなエリアではうってつけな気がします。

5,まとめ

まあちょっと分かりづらいかもですね。もし気になる点や購入検討されてる方がいました是非インスタのDMでもこのブログのコメントでも書いてください

まとめはシーバスロッドのような強い竿という感じ。ショアジギングロッドと言われてもうーんとなる感じですね。

強みはなんと言ってもジグのしゃくりやすさ。しゃくる時の竿の入り方がとても良いです。間違いなくジグの釣りが変わると思います。

あとはやはりパワー面。80gくらいならしっかり背負えるベリーの安定感。そしてファイト時のベリーからバットの強さも非常に素晴らしいです。ある程度のヒラマサならあげれる自信があります。いつか5キロちょいあげて追記でも書きます!

ということで今回は終わりとさせていただきます。最後までありがとうございます!