今回は身近な砂浜でもとんでもない大物が釣れる釣り、‘‘ライトショアジギング‘‘の基本知識について書いていきます。
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目次
1,そもそもライトショアジギングとは何?
バス釣りのように、特に決まった魚種を釣るというわけではなく、いろんな魚を狙う釣り方。ですが釣れる魚はある程度限られています。
・ライトショアジギングで釣れる魚
回遊魚系(ブリ、ヒラマサ、カンパチ、サワラ、サバ等々)
青物などの回遊魚系。常に泳ぎ続けているので自分がいるポイントにずっと留まることはほぼなく、いいタイミングではかなり手前まで入ってくることや、最悪の場合は全く入ってこない、沖でばちゃばちゃしてるという場合もあります。なかなか一筋縄では取れません。
またほかの魚と違いめちゃめちゃ泳ぐのでその分引きはほかの魚と格が違います。
←この写真はヒラマサですが、70くらいですが、下手すると海に落ちるんじゃないかというぐらい引くので、めちゃめちゃ怖いです。
底物(ヒラメ、マゴチ)
サーフと言えばの魚種たち。砂地がメインの生息地でサーフでは大人気ターゲットです。どちらも高級魚でとても味がよいです。
ヒラメは比較的アグレッシブで表層までルアーを追いかけてくることもあるそうですが、マゴチはそこべったりでボトム中心のほうが狙いやすいです。
似たような魚ですがかなり性格が違うので面白いです。
根魚(カサゴ、キジハタ、アカハタなど)
こちらも大人気ターゲットの根魚。味は超一級品でめっちゃおいしいです。近年徐々に人気が上がっていき今ではバスメーカーまでが根魚ルアーを作り出すというところまで。(笑)
バスに少し釣り方が似ていますが、とても強い引きから魅了される方少なくありません。
その他(シーバス、オオニべ、太刀魚など)
まずはシーバス。僕はないですが、ショアジギング中に混じってくるらしく、結構うれしい外道です。大人気な魚種で‘‘シーバス釣り‘‘があるほどです。
次に真鯛、黒鯛。クロダイはたまに混じることがあるらしいのですが、真鯛はなかなか出会えることはありません。ライトショアジギングでは、産卵前に岸際に接岸するタイミング以外では上がらない魚です。
次にオオニべ。生息地が限られますが、メータオーバー、記録級のサイズが上がってもおかしくありません。
・どういう釣りなのか
一言で表すと‘‘ロマンのあるルアー釣り‘‘です。ほかのルアー釣りに比べデカい魚が現れやすく、ショアジギングとまでいけば、マグロ!!だって夢じゃありません。今回紹介している釣りは、ショアジギングの一個下‘‘ライトショアジギングです。と言っても大型の青物、80センチを超える(座布団)級のヒラメが上がったり、体長150cmを超える怪魚、宮崎サーフの代名詞オオニべ等々、ライトショアジギングなもののとんでもない怪魚が現れます!!
本格的ショアジギングのタックル(ロッドとリール)の総重量が800gと数値以上の重さ、疲労があります。ですが、ライトショアジギングは重くて500gとすぐに慣れる重さです。キッズ女性アングラーの方でも気軽に始めることのできる釣りです。シーバス用タックルやエギングタックルでも応用可能なのでとても気軽に始められます。
・どんなところでできる?
ライトショアジギングができるポイントとして、まず堤防。できるだけ外海で潮の流れがあるところを選びましょう。次に砂浜。潮が流れている+どこかにブレイク(急な水深変化)が大事になります。次に磯。潮の流れがあるところを選びましょう。
2,ライトショアジギングのタックル選び
ある程度大きな魚が掛かる釣りなので、ある程度の道具を選びましょう!
今回はコスパの良い道具、少し高いものの安心して使えるタックルの2種類でかいていきます。
・ロッド
今回はライトショアジギングということなんで、ショアジギングロッドというよりシーバスロッドよりのシマノロッドを選んで見たので、是非参考にしてみてください。
・コスパの良いロッド エンカウンター
4月27日時点で16000円程で、不意の大物でも安心してやり取りできるロッド。スパイラルX(ロッドのねじれに対して強い)を搭載していないもののハイパワーXは搭載しているのでかなり安心です。このロッドはショアキャスティングロッドというのに分類されています。ショアジギングロッドにはパワーが少し劣るものの軽さがめちゃくちゃプラスくれるし、‘‘ショアキャスティングロッド‘‘なので十分なパワーもあります。本格的に始める際はこれくらい買うべきでしょう。
・少し高めのロッド ルミナス
4月28日時点で約38000円。エンカウンターの2ランクほど上のロッドです。このロッドの特性としてまず、スパイラルXコアが入っていること。更なる強度の安心感で不意の大物にも安心して対応出来ます。次にカーボンモノコックグリップ搭載。グリップがこのカーボンモノコックになることで軽量化+地形の把握が分かりやすくなるというメリットがあります。軽量化において「先重り感が出る」(ロッドの先っぽが重く感じること)という問題があるのですが、カーボンモノコックの重心バランスがしっかり計算されているのでそのデメリットは解消されます。この価格差でこの機能の差はガチでやっていく人にはかなりおすすめ!!
ポイント!! ショアジギングロッドのML、Mならライトショアジギングにおすすめ!少々重たいけど、パワーにはかなりの余裕がめちゃくちゃあります。
・ロッドの硬さの選び方
MLからMHまでがおすすめ。MLはちょっと柔らかすぎるかもしれません。Mは丁度いい硬さ。MHは少し固め。しっかりロッドを振り切りたい人、釣れる魚が少しデカい場合等々硬めがいいタイミングは結構あります。
・リール
僕の中ではロッド以上に大事です。リールに関して結構真面目に選ぶべきです。
・コスパのいいロッド ストラディックSW
僕がメイン機で使用しているリール。SW機ということもあってかなりのパワーがあります。僕のおすすめは4000番サイズ。300gとSW機の中ではかなり軽量ですが、パワーは本当にすごいです。価格は25000円ほどで、この価格の汎用機より安心なスペックです。是非参考にしてみてください。
・少し高めのリール ツインパワー
コアソリッド系リール。ツインパワー。半プラボディーで一時世間を騒がせましたが18ステラ譲りの性能でかなりの高評価を得ています。そしてライトショアジギングではC5000XGをめちゃめちゃお勧めします。なぜかと言うとドラグがカーボンワッシャーになるから!!カーボンワッシャーになるとドラグ機能が格段に向上してくれます。かけた魚をばらしたくない人はこのリールを使えば後悔は減るでしょう。
ポイント!! ツインパワー以下の汎用機は正直言ってボディー、ドラグ全てにおいてかなりの不安が残ります。半端なリールを買うことだけは絶対に避けてください。
・ライン(メインライン+リーダーライン)
ライトショアジギングの要となるライン。これをしっかり気にしてないと絶対魚に切られます。
・メインライン
ピットブル8。こちらは比較的安いpeラインです。ここで選ぶ際に絶対注意してほしいところが3つあります。まずは上のパッケージに大きく書いてある8と言う数字。これは8本で編んでいるという意味。それにより4本より強くなります。と言って単純に12本が一番強いというわけにもいかず一本一本が細くなるので少しこすれるだけで切れる心配があるので8本がちょうどいいです。次に大事なのが太さ。これに関してはリールの大きさによるのですがある程度の範囲として1号か2号でライトショアジギングでは十分です。最後は巻く量。基本は300m巻いておきましょう。高切れが起きてもその日はある程度釣りができるということ。そして怪物が掛かって走られても300mあれば少し余裕をもつこともできます。そして一番大事な飛距離がめちゃめちゃ変わるということです。ラインをたくさん巻くとスプールの糸の目減りが遅くなるので抵抗が減り飛距離が伸びます。是非参考にしてみてください。
・リーダーライン
シマノのシーバス部門エクスセンスのショックリーダー。少々お高いですが、3号から8号まで幅広い太さがあります。シーバス用リーダーで十分な強度はあります。できるならこれを選んでほしいです。
ポイント!! リーダーとメインの結束にはFGノットが必須。出来るなら早めに習得すべき
3,その他道具
快適にライトショアジギングを行うためにいろんな道具があふれています!!今回はその中でも本当に必要なものを厳選して書いていきます!!
・ライフジャケット
これを持ってない人はライトショアジギングをやるな!!というくらい大事なものとなります。まず理由として、皆さんが思っている100倍危ないです。近年はルアー釣り用のライフジャケットが出るなど、海のルアー釣りで着用している人はかなり多いです。ですがいまだにつけてない人、一部の餌釣りの人などつけてない人はとても悪目立ちします。釣り場を減らさない+釣りでの事故を減らす+命を守るという点を考えると買わない理由がありません。
ライフジャケットは4000円から30000円程です。とにかくどの金額帯でもいいです。学生にはそんなに高いのは手に届きません。7000円くらいがちょうどいいです。とにかく買っておきましょう。
ある程度足場のいい堤防なら自動膨張式フローティングベストでもいいでしょう。ですが、砂浜や磯などかなりの危険を伴う場所では固定式ライフジャケットが必須です。
・フィッシュグリップ
これは魚を釣れば釣るほど身に染みて分かります。バス持ちと言われる持ち方👇
をするとシーバス、青物(ブリ、ヒラマサなど)は歯がやすりのようで、素手で持ったら指の皮がズタズタになります。結構ヤバイ。太刀魚や根魚、ヒラメなどはまず歯が鋭く持てません。なので、必ず買いましょう。
・プライヤー
ライトショアジギング必須品。使うタイミングとして、まず魚から針を外すタイミング。海の魚は結構食い方が荒く、え?みたいな掛かり方をしている時があり、なっかなか外れてくれません。そんな時プライヤーでうまく外せば、かなり力が入ってくれます。
次にライトショアジギングでかなり使われる、スプリットリングを開け閉めするタイミング。針の付け替えなどが多い釣りなので、こちらは超必須です。そしてスプリットリングが強いので、素手で開けるなどきついです。なので、買っておいて損は全くないです。
・(サーフのみ)ウェーダー
サーフではチョー―――――必須です。理由は波が高くなったり、手前が極浅だったりで結構必要です。それに砂浜の底にはかなりの危険が潜んでいます。はだしなどめちゃめちゃ危険です。それに長靴だと丈が短く、かなりの確率で水が侵入してきます。サーフをするなら必須です!
ちょっと今回紹介したものはまあまあ高い、、、、。そんな時はただでお小遣いを稼ごう!!おすすめは👇
4,ルアー
とにかく一本釣るためのルアー個選びました。是非参考にしてみてください。
・ルアー
1,コアマンvj-16
だれもが知る超品薄ルアー。なかなか手に入らず、あってもお一人様一個なルアー。幅広いルアーマンから強い支持を持っている。ジグヘッドにワームが付いているものの安定した飛距離+遠投先でもしっかりバイブするという優れもの。今では「シーバスのエサ」ともいわれヒラメや青物、真鯛まで幅広く対応。欠点は常に品薄なのと、転売ヤーが非常に多いこと。元値が1500円ほどなのに対してネットでの売値が4000円を超えることも!とにかく高い笑
2,フィードポッパー
最強トップ。細かいドックウォークなど細かいアクションは苦手ですが、このルアーの良いところとして、まずプラグではかなりいい飛距離が出ます(プラグの中ではTOP10に入るくらい飛ぶ)。この釣りにおいて飛距離が一番大事といっても過言ではないのでありがたい。そして一番の砦。水押し。ポッパーの正面がほかのルアーよりえぐられていて、水面をより強く押してくれます。ほんとにこのルアーはお勧め!!
3,ビッグバッカージグ
リア重心のメタルジグ。後ろのほうが重たいので普通のメタルジグよりかなり飛びます。そして豊富なサイズ。10,15、20,30,40、60gでいろんな釣りスタイルに合わせて重さを使い分けることができます。またボディーはコンパクトなのでアラカブでも食います。めちゃめちゃ使って楽しいルアーです。
4,ビッグバッカー
関西圏を中心に圧倒的釣果を誇る鉄板バイブ。釣れる理由はやはりジャッカルの持ち味”塗装力”。よくあるイワシカラーだけでも、4色、サワラ用カラーも3色と合計で18色ありめっちゃあります。スナップをつける場所が2つありますし、3フックシステム、3サイズ(107のみ早巻き遠投用あり)などさまざまな機能があります。
5,釣りをする前にするべきこと
ライトショアジギングをする前にやるべきことをこれから書いていきます。釣果に深く関係することから、命にかかわるものまで書いていきます。しっかりと確認してください。
・キャスト練習だけは一回するべき
最初釣りをする前にキャストについて見直しましょう。理想は釣り経験者にキャストフォームを見てもらい、おかしなところを教えてもらってほしいです。ですが現実はそうはいかない、、、(笑) そんな時は自分のキャストフォームを動画で撮り、うまい人の動画と見比べること。これだけで自分のモチベが上がったり、格段に釣りスキルが上がります!!参考動画はこちら👇
必ずしも遠くにしかいないことはないですが、やはり遠いところから幅広く探ったほうが釣果に差は出ると思います。あとは実釣に行くしかない!!
・ルアーの動きを頭に入れておく
自分の使っているルアーの動きを知っておくべき理由は、そのルアーの動きを知るだけでもルアーへの扱いが変わってくるからです。例えば自分が使っているルアーで釣れそうな動きをしているのと、変な動きをしている2種類あります。あなたはどっちを多くキャストしますか?僕なら間違いなく釣れそうな動きをしているほうを多く使います。なので、そのルアーの動きを見てどんなルアーか、どんな動きに特性があるかを確認して、そのルアーへの信頼を高めていきましょう。
・天気はしっかり確認する
まず晴れか雨かは確実に確認しましょう。晴れなのは全く問題ないのですか、雨の場合は磯や堤防は特に雨で滑りやすくなるので気を付けましょう。次に問題は風。1~4mまでは大丈夫ですが5mを超えだすと思ったようにルアーが飛ばないことがあります。風を確認する際におすすめなアプリがこちら👇
こちらは天気予報アプリですが一番の強みが自分の気になる場所をクリックすれば、そこの天気、風が詳しくわかります。これはマジおすすめ!!
6,最後に
この釣りにはかなりの危険が伴います。ですので基本知識をしっかり身に着けて楽しく快適にライトショアジギングに挑みましょう!!!!!