秋・冬新製品”クラドDC”について解説

2022-07-20

先日発表されました、シマノ新製品。その中でも話題となっている”クラドDC”。今まで200番台のベイトリールはカルコン、アンタレスDCMDの上位機種のみ200番台がありましたが、今年コストパフォーマンスのいいリールが出てきました。今回はそのクラドDCについて解説していきます。

1,クラドDCとは??

前までは本場アメリカなどで売られていたベイトリール。日本人でもマニアックなアングラーは使用してたりします。今までもSLXDCは海外からの逆輸入品ですが、スペックは日本仕様に変更されましたが、今回のクラドDCは海外のスペックそのままとなかなか大胆さ。スペックは次に説明します。

2,主に採用されている技術機構

クラドDCは機能的にはスコーピオンDCとSLXDCの間という立ち位置。ということで機能を紹介していきます!!

1,マイクロモジュールギア

リールを巻くときの振動や滑らかさを追求している技術機構。実際にマイクロモジュールが入ってるか入ってないかでは巻き心地の違いが非常に大きいです。これによりギアのノイズが減るため、感度向上がします。

2,Xシップ

マイクロモジュールの強さを最大限に活かす技術機構。力強い巻取りが可能となりクラドDCでは、

300g級のビッグベイトまで、簡単なブレーキセッティングで幅広い釣り方への対応

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/baitlurecasting/a075f00003nrfpoqau.htmlから引用

と書いておりどでかいルアーを巻き取ったり、大きい魚をごりごり巻き上げられるような技術機構は非常に心強いです。

3,ハガネボディー

スペックもスペックなので強いボディーでないといけません。シマノのハガネボディーは本当に強く、ダウズスイマーとか投げても、全く動じず非常に頼もしいです。ソルトシーンでも非常に心強いです!!

4,I-DC4

こちらはSLXDCと同じブレーキ。そこまで詳しいブレーキ設定は出来ませんが、ラインキャパ的にもそこまで細かいブレーキが必要ではないと思います。実際にSLXDCを所有していますが、1/2ozからであれば結構気持ちがいいブレーキなのでこのリールにはベストマッチな気がします。PEはちょっと怖いかもなので強いブレーキで!!

5,CI⁴⁺

軽量かつ剛性、コンパクトな新カーボン。無駄なリールの重量はしっかり削り、必要十分のパワーを誇っています。この機能で持ったときのバランスとかがよくなり、あってまったく損はないです!

6,S3Dスプール

このリールで主に使うのは、重量級、でかいルアーです。そうなるとより回転が上がり、初速にパワーがかかります。そうするとスプールにブレや振動が強く出ます。そこでこの技術機構さえあれば非常にブレが減ります。サイレントチューンが入ってないため、ブレは多少ありますがこれが入ってるのはマジでありがたい!

7,その他

海水はOKです!このスペックはソルトシーンでも非常に活躍するのでありがたい!

ドラグにおいては耐久性、摩擦性に強いカーボンクロスワッシャーを搭載。実際スピニングのSW機などによくついているようなもの。バスからフリースタイルへ羽ばたいています!!こんな感じ。ソルトも視野に入っているリールです!

3,気になるスペックは??

気になるスペックは??

品番は

200番!!この価格では初です!!

ギア比は

7,4のHG、8,5のXGの二種類。淡水からソルトシーンの大物までに応えます!!

最大ドラグ力は

5kg。まあ普通です。

自重は

230g。ここまでくると重さは興味ありません。軽すぎるくらい

スプールは

35mm径の、28mm幅。僕の印象ではワイドのほうがPEと相性がいいイメージが!また太いラインをナロータイプを巻くと目減りがすごいので、ワイドが有利!

ラインキャパは

20LB100m!!これが話題になる理由でもある。(笑)

一応PEラインで使用する方もいると思うので、計算すれば、2号200m。ライトショアジギングいけるわ(笑)

気になるお値段は??

3万2000円。店頭であれば3万円台を切ります。素晴らしいですよ!うん、シマノ様ありがとう!!

4,最後に!

これは買い。マジで買い。このスペック欲しい方は迷わず買え!!買えーーーー!!