DCリールより細かなブレーキ設定が可能となるSVSブレーキ。いろんな種類のSVS搭載ベイトリールがあるので、メリットデメリットをまとめて詳しく解説していきます!!
こんな人にお勧め
- 多少ベイトリールの知識がある!
- SVSを使ってみたい!!
- 使えるルアーの範囲を広げたい!!
結構ブレーキは癖が強い印象。DCよりブレーキ設定は難しい!
1,SVSとは??
SVSとは遠心ブレーキのこと。まったく構造は理解できませんが、一つ言えることはDCとは違いブレーキのオン・オフがないということ。回転によってブレーキの強弱が変わるためDCよりも軽いルアーを投げやすい構造だったりします。
基本内部にブレーキシューというピンが4本あり、外部にもブレーキがあり、非常に細かいブレーキ、自分だけのブレーキを作り出すことができます。その代わり全然かみ合ってくれないことも,,,
2,SVSのメリット
SVSのメリットはやっぱりブレーキの細かさ。多彩のブレーキパターンで軽量級から重量級まで対応してくれます!!
次に、懐の広さ。DCではブレーキがオン・オフで回転が上がらなければ、ブレーキが利かないのですが、SVSは初速からブレーキが利きやすいので、軽量級にも対応しやすい!!
3,SVSのデメリット
デメリットは
ブレーキの多彩さ。いい点もあればデメリットもあります。
ある程度ベイトタックル経験、SVSの経験がないとマジでバックラッシュが絶えません。非常に細かなブレーキ設定ができる代わりにしっかり合う場所も少なくなっている気がします。安定なブレーキはありますが、あと一伸びというブレーキもしっかりありますので探してみてください。
次にロッドとの相性。メタニウムを現在使っていますが、使用するルアーを投げる際にしっかり曲がってくれれば、スイングスピードを無理に上げなくて済みます。SVSに高回転はあまりいいイメージがないです。
4,価格別おすすめ機種
1万円から2万円台・SLX MGL
シマノ ベイトリール SLX MGL 70XG RIGHT (右巻) 2019年モデル 価格:16,170円 |
スプール径32mmが特徴のリール。ラインキャパも12lb100m、自重200gを切る中量級に相性のいいリールです。友達がこのリールを持っていますが、軽量級では若干のスプールの重さを感じ、重量級ではボディーに不信感がありましたが、クランクやバイブレショーン、7gシンカーでのフリーリグなど非常に気持ちのいい伸びを感じることができました。初心者のみならず、中級アングラーのサブ機にもおすすめ!
2万円から3万円台・スコーピオンMGL
シマノ ベイトリール スコーピオン MGL 151XG LEFT (左巻) 2019年モデル 価格:21,868円 |
こちらも友人が持っていますが34mm径のスプールに16lb100mというパワーバーサタイルリール。特に1oz近いルアーの伸びは非常によく、ビックベイトなども余裕。そんな中細かいカバー撃ちまでもしっかりとできてしまう意外とバーサタイルなリールです。個人的にベイトでは珍しい朱色の塗装がかなり好き!
3万円台から4万円台・バンタム
価格:31,532円 |
スコーピオンMGLに似たスペックのこのリール。35mm径の16lb100mともうほぼ同じスペックのリール。ただ内部構造には面白い工夫がされています。インフィニティドライブとコアソリッドボディーを搭載。
インフィニティドライブは元がスピニングの大型番手に搭載されている技術。力強い巻き上げが可能に。夢のビックフィッシュに必要となってきます!
次にコアソリッドボディー。このボディーは非常に強く、ビックベイトでもまったくガタこず、非常に軽いボディなため細かい動作もしやすくなります。
使用感とかは分かりませんが、19アンタレスを彷彿させるキャストフィールと謳っているので隠れ名作になるかも!?
3万円台から4万円台・メタニウム(シャローエディションも含む)
シマノ(SHIMANO) 20 メタニウム HG(右) 04114 価格:32,074円 |
SVSのライトバーサタイルの最高機種。メタニウム。何と言っても自重175gを軸に操作系の釣りから巻き物まで1oz以内なら難なくこなせる最強リール。コアソリッド搭載で非常に強く、きびきびしたアクションを入れ込みやすいです。買える余裕がある方は絶対これを買いましょう。
4万円から6万円台・カルカッタコンクエスト
シマノ(SHIMANO) 21 カルカッタコンクエスト 200HG 右巻き 04238 価格:49,076円 |
バサーの心を揺るがす丸形リール。圧倒的パワーのイメージですが、去年のモデルチェンジでボディーのコンパクト化+スプールの軽量化によって正確かつ低弾道なキャストに仕上がっています。そしてなんといっても最高の巻き心地。シマノのベイトリールで一位、二位を争う巻き心地で実際に釣具屋で巻きましたが何の文句も出ませんでした。
弱点としてはボディー重量が少々重たいこと。といっても230gほどなのであんまりな感じもします。
6万円~・アンタレス
価格:52,251円 |
SVSブレーキの最高峰の機種、アンタレス。34mm径に12lb100mと王道番手。ボディーの重さがカルコンと同じくらいで巻き物メインならアンタレス、撃ち物メインであればメタニウムがいいでしょう。本当に何も言うことのない最高のベイトリール。ぼくはアンタレスDCより断然こっちのほうがキャストの抜け感、汎用性の高さで好きです!鏡面ボディーもたまらん,,,
だれか言ってたな(Kさん)
全面鏡面はアングラーの映し鏡。あなたの釣りがアンタレスの色になります。
カラーが一期一会。
https://zikkurifishing.com/shimano-19antares-impre/から引用
5,最後に
ベイトリールを使えば使うほどSVSのすばらしさにきずくことだろう。っていうくらい素晴らしいリールです!買ってみてね!!