皆さんこんにちは!!
今回は知り合いに誘っていただいたので、近所の離島へ。昼からですが、せっかくなのでフカセ釣りの道具も持ち込み、フカセのお勉強もしていきたいと思います!
書くのが遅れたので29日の釣りも一緒にまとめます。
テーマはエサ取りのかわし方と良型を掛けた時のファイト。非常に勉強になりました。
ではいきましょう~!
こんな人におすすめ
- ルアー釣り以外もやってみたい…
- フカセ釣りってどんな道具がいる??
- エサ取りのかわし方をしりたい!!

今年の寒グレに向けて、少しずつ練習中です!

- 生まれ:2008,04,11
- 名前:山本朔太朗
- 職業:学生・ブロガー・アングラー・釣具屋の店員
- 目標:釣りのプロになる
- Instagram:@naturefishing__
- #伝説の1匹を追い求め
- お問い合わせはこちら
目次
1,珍しく昼からの釣行
僕のフカセ釣りを教えてくれているmさんから金曜日の昼から空いてるー?とのこと。
たまたま空いていたので、近所の離島に行くことに!
昼からの釣行なのでmさんはルアーメインで、僕はせっかく機会なのでフカセの道具を持ち込んで12時発のフェリーに乗り込みます。
2,ハンバーガー買ってたらギリギリだった
フェリー乗り場に向かう道に、いつも気になっているハンバーガー屋がありまして。
昼からなので時間に余裕があるので買いに行ったのですが、思ったより時間がない!?僕としては30分くらい余裕を持って出たつもりが、釣具屋で餌を買う時にダラダラしすぎて、10分くらいしか時間が無く…
何とかテイクアウトになったので、バタバタ港に向かいます。
着いたら思ったより余裕があって、先に着いたので一安心。往復分の券(820円という格安)を購入しフェリーにmさんと乗り込みます!
3,とりあえずジグ投げてみる
到着後、オキアミ半角を溶かしながら、ルアータックルを組んでいきます。
一投目。ペブルライト60gを軽く遠投して、ローテンポでまったりしゃくっていると…
あっさりヒット。

1ヶ月半前とあまりサイズ感は変わらず、35cm程。まだまだこれから期待ですね。
その後はチェイスなどありましたが、連発せず。群れが小さかったですね。
ということで満足したので、フカセの準備をしていきます。
3,エサ取りをどうかわすか。
本日の課題はエサ取りのかわし方。この離島は表層にアブッテカモ(スズメダイ)が爆沸しています。それをどうかわして仕掛けを入れるか。沈む速さによってはグレに見切られるので、そこをどう調整していくかを課題として取り組んでいきます。
ということで色々紹介。
タックル
- ラディックス1.2-500
- ラリッサC3000DHG
- 道糸2号
仕掛け
- 半誘導仕掛け
- 多分3Bのうき(沈みすぎてる気がする)
- 道糸G4+ハリスG4
- ハリス1.5号2ヒロ→途中1ヒロに変更
撒き餌
- 浜市 謎の配合 2/3(まとまらない系)
- オキアミ半角
てきな感じで行きます。
4,撒き餌の撒き方が大切
撒き餌の撒き方が餌取り大量沸きの一番の対処法だと考えてます。
撒き方とか、餌取り用の撒き餌と自分の仕掛け用の撒き餌で場所を分けること。

この図の通り。潮下に餌取り用の撒き餌を打ち、潮上に仕掛けを静か(仕掛けの着水音だけで反応する餌取りもいる)に投入。餌取りのレンジより下に沈められたらそこで仕掛けに撒き餌を入れます。
すると遊泳力の高いグレが仕掛けに早く到達し、付餌を食ってくれます。
実際マジで餌取りをかわせる
実際やはり餌取りをかわしてグレが釣れます。サイズはなかなか選べませんが、上から見ててもグレの泳ぎの方が早くきます。
ただ撒き餌に反応していないボケーっとしてるスズメダイは仕掛けへの反応が早いので、そいつら用にも撒き餌を与えてると、なんとかなることがありますね。
はっきり餌取り用の撒き餌を離してあげると、うまくいくのですが、
中途半端な距離感だと餌取り集団の一部が猛追してくる羽目になります笑
5,コッパに紛れて良型ヒット⁉︎
あれは完全に油断していました。
半誘導の沈めなのでラインでアタリを取るのですが、いつも通りラインが走ったと思って合わせると結構いいのがヒット。
ドラグが想定より弱く、ずるずる出ながら竿も立てられずハリス切れ。ヘボヘボファイトでした。原因は誰しもわかる通り、1.2号竿のパワーを信頼してない僕のせい。大事に行きすぎてしまいました。
次こそ取るで
それから少しして同じようなコースを流していると…
再びヒット!
竿をしっかり立てて、止めながらファイト。案外1.2号強いじゃん!
という感じで何度もツッコミを耐え凌ぎ、浮いてきたのは…

バリでした!!
餌取りの下にいるのは見えていたのですが、まさかかかるとは…
よく引く魚で、夏の磯で好んで狙う方が多い人気のターゲットです。
胃の中は海藻だらけでした。お前が磯焼けの原因か!
2日目・また今日も挑む
次の週の水曜日。今日はまるまる一日休みなので、再び近所の離島へ。
本日も寒グレに向けて練習して行きます。
今回は仕掛けと配合を少し変えて行きます。
仕掛け
- 全誘導仕掛け
- 全誘導用(らしい)0号ウキ
- 道糸G2+ハリスG4 1~2個
- ハリス1.5号
撒き餌
- グレートグレ1/3
- 浜市 謎の配合 1/3
- パン粉 2キロ
- オキアミ1角
的な感じ。たくさん作ったはずですが、餌取りが異常ですぐ無くなりました。
6, なんかおかしい餌取りの量
いつもの表層スズメダイ以外にも、快速列車のアジが参戦。

このアジが厄介。まず厄介な点はスズメダイに隠れてること。背中の色が同じでスズメダイの一つ下のレンジに潜んでいます。
次に厄介なのがずば抜けた遊泳力。中層を半端ない速度で泳ぎます。気づいたらウキを地味に沈め、合わせたら掛からない。地獄とはこのこと。
なぜか掛かる時は下顎という。よくわかりません。
プラスでこの日は堤防に2人だけ。
堤防全体のスズメダイを呼び寄せる、スズメダイの使者となりました。
沈めれない…
アジがどこでもいるので魚がいないところに投げ込んでも、すぐに餌を取られます。打つ手なしと思われましたが、ここで特効薬が活躍。

ムキエモンです。
餌取りに負けない餌
ムキエモンは結構身が大きいため、スズメダイなどが食べれるサイズではありません。
そのため撒き餌を撒き、スズメダイの群れの中で喰われながら沈めます。するとたまーに食い上げてるグレが餌取りに負けず生き残ったムキエモンを食い上げるという感じ。これがうまくはまりました。
結果このパターンでサイズはバラバラですがグレを追加。しかも前回よりアベレージを上げることに成功。
7,悲劇はこれからさ
前回釣行ほどコンスタントにアタリを取れませんが、ムキエモンの威力を感じることができ一安心。
いつも通り撒き餌を巻いていると、なんかでっかい魚影がジンベイザメみたいに撒き餌を吸い込みます。
ボラやんけ。狙ってみるか。
サイトはむずい
ということでもボラを狙ってみることに。
ボラの様子を見ると着水音に敏感なので、進行方向に仕掛けを投入。反応して餌を食べようとしますが、意外にも見切ってきます。
まあいっかと思って再び、ムキエモンを撒き餌と投入すると、撒き餌を吸い込んだついでに、付け餌も吸い込みました。
まずいと思いながら、フッキング。
別にばれてもいい魚なので、強引なファイトで挑みますが、突っ込みに堪えられずハリス切れ。
あのボラ太いなー。
まーた食ってきた
それから少しして、仕掛けを撒き餌に寄せてると、オキアミを猛追してきてまた食われました。
次はさすがに学習した、ヤマモト。フッキングを決めてしっかり戦い、レバーブレーキをちゃんと使ってファイト。何とか爆風の中浮かせてランディング。

パンパンのボラが登場。最初の突っ込みさえ耐えればすぐへこたれます。
さっさとリリースしちゃいましょう。
ボラを暴れさせると、アジが散っていったので、なんか沈めでグレのバイトが増えました(笑)
8,今回学んだこと
釣り場を丁寧に整理する
フカセの撒餌をあちらこちら撒いていると、エサ取りも散らばってしまっていました。
なのでエサ取りを寄せる場所、仕掛けを投入する場所を丁寧に整理することではっきりとした釣りができました。もし散らかったらいったん小休憩をはさんで、落ち着かせましょう。
とにかく竿を立てて優位な展開に
1.5号ハリス、1.2号竿など、見た目だけでは弱そうですが波止から狙うターゲットには十分なパワーを兼ね備えていました。そこから切られないようにするには、根ずれをかわす。そのためにしっかり竿を立て、ラインそして竿のパワーを最大限生かすことができるドラグセッティングをするということです。
竿を立てれば、魚が浮いてくる可能性は高まる。竿の真の強さを感じた展開でした。
これからの課題
どのみち寒グレではエサ取りと対峙する機会はもう少し減ります。
ここで新たな課題となるのは、”食い渋りに対するアプローチ”。
今回の釣行でも浅棚で攻めているとき攻めているとき、何度かコッパに見切られているシーンが見れました。撒き餌との同調や仕掛けの適切化、棚の合わせ方など、これから挑んでゆく課題はたくさんあります。
アラ釣りが終わったこのシーズン。
引き続き、ヒラマサ中心とした大型青物を狙いつつ、フカセをやっていきたいと思います。
では最後までありがとうございました~!