皆さんこんにちは!!
今回は”三週連続沖磯釣行編”、ラストの「神宿る島」沖ノ島に行ってまいりました。
夜は、先月から自分で作っていた仕掛けでのアラ釣り。日中は2タックルを活用してヒラマサやネリゴ、カツオを狙っていきます。
前回より自分の力も道具も通用したと感じた沖ノ島釣行。ということで行きましょう~!
こんな人におすすめ
- 真夏の釣りは何が釣れる??
- 夜の釣りは何に気を付ける?
- 夏のルアー釣りは狙い方は違う?

自分で作った仕掛けであんなに当たるとは…
魚に通用しているのがとてもうれしかったです!
そして念願のヒラマサも!!

- 生まれ:2008,04,11
- 名前:山本朔太朗
- 職業:学生・ブロガー・アングラー・釣具屋の店員
- 目標:釣りのプロになる
- Instagram:@naturefishing__
- #伝説の1匹を追い求め
- お問い合わせはこちら
目次
1,先月から黙々と作っていたアラ仕掛け
6月下旬。堤防アラ釣りにいつもの適当仕掛けで行ったのですが、根掛かりも多ければ、針掛かりもめちゃめちゃ悪い…
このままではだめだと思い、竿と仕掛けを変えようと決めました。
その中で仕掛け。とにかく色々調べた中で、OWNER様のライトクエセットを見つけて参考にしました。
細かなパーツサイズなどはいろいろな方を参考にして、遂に完成。

瀬ズレワイヤーとワイヤーハリス、ナイロンハリスを作っています。
今回はこれを使ってアラを狙っていきます!
2,仕事終わりにバタバタ準備
行く準備はもちろんしていたのですが、問題は道具が足りないこと。
PEも巻き替えたいし、ルアーも買い足したいし、ピトンも欲しいし…
ただこの問題を解決できます。それは僕の職場が釣具屋だから。
ということですべて買うもの揃え、18時にバイトを上がり、急いで家に帰って荷物を詰めます。
21時出港
とりあえず準備を終わらせ、行きの道沿いのスーパーで買い出しを終わらせ集合場所の港へ。
20時には着きました。半分くらい人が集まっている感じ。
今回は母親に送っていただいたので、結構たくさん荷物を持っていけます。バッカン三つに20Lのクーラー。これだけ持っていければ、磯でも少し気楽に生活できます。
いつもは原付でタックルボックスとリュック一個。普通にこんな装備で夏の磯はやめた方がいいです。
夏はたくさん物をもっていくのがマスト。
今回の送迎はめっちゃありがたいです。ありがたやー
3,沖ノ島到着。中バナ到着
22時半頃。エンジンの音がおとなしくなったため、本島付近まで来た合図。外に出ます。
奇跡の3釣行連続船酔いなし。マジでうれしい(笑)
今回はケーソンに降りる予定でしたが、船長から「中バナ降りてみよー!」とのことで沖ノ島本島からの離れに降りることに!
ここは人生初ヒラマサを釣ったエリアでもあります!
まずアラを狙う
まずはアラ狙いの準備。
今回はルアータックルを使ってスタンディングで狙っていきます。ナイロンリーダーは組まず、PEを50㎝ほどダブルノットを作り、そこに瀬ズレワイヤーをセット。
サバ通しでワイヤーハリスにサバをつけて、OWNERの泳がせパワースナップにセット。これで完成。

前回のイシガキダイ釣行からダブルラインの安心感を感じ、
今回導入してみました。
エサ取り爆沸き
仕掛けが着底後、エサ取りラッシュに。5分くらいでなくなります。
アタリがなくなったら大体餌も全部無くなっているので、それを合図に餌を付け替えます。
落ち着きませんが、横でライトタックルを使いサバの切り身を使っておみやげを狙っていきます。
仕掛けは中通しおもりの10号くらいに針だけ。いたってシンプルです。
4,まさかの爆釣!!
アラ仕掛けはエサ取りが多すぎて釣りにならないので、いったん放置。
ライトタックルもめちゃめちゃ当たるので、ちょっと集中します。
ゴ、ゴ、ゴゴンッ!!!
きた!!
なんか大きくないけどめっちゃ引く!!
上がってきたのは??

ハマフエフキ君の小さいやつ!!
いわゆるタマン!!初めて釣った!!!
まさか南方打ち込み代表魚種が釣れるとは…めちゃめちゃうれしい!!
このサイズ感でドラグ出してくるのは恐ろしいです(笑)
その後も多魚種を追加!!

その後もバリでかカサゴ君やアカハタを追加しましたが、ここでふと疑問が。同じサバが餌なのに、全部きっちり針にかかると。
ならアラタックルも手持ちでやれば掛るんじゃないか?ということで夜の竿二本持ちはは少ししんどいのでアラタックルオンリーでエサ取りがいるうちは遊んでみようと思います!
予想通りの結果に!
最初はサバをまるまる一匹使っていたのですが、針掛かりが悪いのでイカにチェンジ。
これが大当たりでした!
手持ちであたりを探っていると、強烈な当たりが!!
あわせるとがっちり針掛かり!
アラタックルなのでゴリゴリ巻いてくると…

ここで来たのは初魚種のヨコスジフエダイ!!
僕も頂いたことがあるお魚。夏の夜釣りでよく聞く魚です。
この魚も釣ってみたかったのでうれしい一匹です!!
ここで気づいたこと
堤防小アラをイメージして作っていたのもありますが、クエ針が想像以上に小さすぎる…
沖磯でこの針のサイズ感はちょっと小さすぎます。
35号から40号当たりのハリスも準備したいと思います!
5,反応はなくなり朝へ
その後は潮止まりのタイミングでピタッとアタリが止まり、アラもなかなか当たらず。
ボケーっと待っていると朝になってきました。アラ仕掛けを片付けて青物にシフトチェンジします。
ジグをベースにトップを織り交ぜる
ここ最近は大型のヒラマサやカンパチ、カツオなどの情報が出ており、この日は凪なのもあってジグなどのアンダーウォーター攻略に力を入れていきます。
ということでまずはラピード160から…!?
カンパチがいるらしいので、沈み瀬やショアライン周りを探っていきます。ヒラマサにも有効◎
と思うとあっさり反応が。ただ乗りません。思ったより小さい…
隣の瀬で反応が??
横の瀬でしゃくり続けている、凄腕アングラーがジグでヒット。切られていましたが、間違いなく大物。
僕もジグに切り替えます。ただしゃくり続けるも反応がなかなか出ず。理由はもうわかっています。

自分から当たってる人は約70m先。僕の釣り座からはこの下げ潮はかすめる程度しか通すことができません。
そう同じことをしても苦しい釣りになるのみ。
何とかヒット!!
ここで僕はライトタックル(PE2号)に持ち替えます。
魂胆は「なんか魚多そうな雰囲気だから、PE2号で遠投してオフショア用ジグで丁寧に探って、本流周辺の小型の群れから一本絞り出す!」という感じ。
まあこれが正解だったわけです。
僕の大好きぺブルライト60gをセット。めっちゃ飛ばしフォール。
SLJをやっている感覚で、竿をしっかり曲げながら、しゃくるスピードの緩急を意識していきます。
ある程度のジャークスピードからふと止めてみると
ググっ!!とバイト!!!
サイズこそ小さいものの予想通りのバイト。こういう釣りが好き。
ただめちゃめちゃ遠くで掛けたので寄せるのに一苦労。
めちゃめちゃ暑いので、息切れしながら寄せてきます。
浮いてきた魚体は強めの黄色のライン。よしッ!!
6,ようやく釣れたヒラマサ!!

久しぶりの一本!!60㎝程ですがうれしい一本です!!
この状況下で確実にバイトを得るにはこの釣りが一番でした。
もう少しましなサイズが出ると思いましたが、これはこれで満足です。
7,サイズアップを狙うも…
とりあえず一本とれたので、サイズアップを目指し、もうライトタックルで釣れるサイズはいらないので、80~120gあたりのジグを中心にキャストを繰り返していきます。
速い潮をすぐ抜けてしまう感覚がやはりあり、引けるコース少ないなと思いながら手前で早巻きしていると!

サイズダウンしました。手のひら大のネリゴ。
九州本土から60㎞離れているのにこのサイズ感か…(笑)
8,特段異常はなく撤収。
しゃくったり、巻いたり、バシャバシャさせましたが、魚からの反応はなし。
回収時間も迫り、僕も夜からの釣りで、体が限界を迎えつつあるので早めに片付けをして帰ろうと思います。
ちょっとしんどいっす。
やはり夏の釣りは体がバテバテ。熱中症にはならなかったですが、普通にやばいです。
あとはクーラーの蓋が、太陽光を貫通していました…
使い物ならんやんけ…
9,今日のベストフィッシュ

- 魚種:平政
- サイズ:60cm
- 釣人:山本朔太朗
- ロッド:Baritono 93
- リール:ツインパワーSW 5000HG
- ライン:マックスパワーPE 2号
- リーダー:オーシャンレコード 35lb
- ヒットルアー:ぺブルライト60g
今回のベストフィッシュはヒラマサ。なんだかんだ9か月ぶりの再会です。
今の時期はこのサイズがかなり多いのですが、未だに超大型サイズのヒラマサが当たってきています。
春・夏とヒラマサ君が元気に接岸しているので、秋のハイシーズンも期待しています。お願いだから釣らせてくれ….
ということいった釣りはお休み。九州は大雨で釣りどころではなくなっています。
この雨で海がどうなるかが楽しみですね!
ではありがとうございました!来週もなんか更新します!