必要??ソルトでのベイトタックルのメリット!

2022-09-05

ベイトのとてつもない進化で、徐々にソルトでも浸透しつつあるベイトタックル。それでもまだまだスピニングを使う方も多いです。

今回はソルトシーンでのベイトタックルのメリットについて解説していきます!!

こんな人にお勧め

  • 海でベイトタックルを使いたい!
  • ベイト大好き!!
  • 始めてみたいけどバックラッシュが怖い
筆者
筆者

たまに僕もベイトを海で使うのですが
いいですよ!!!

1,そもそもベイトとは??

海をメインにされている方はまだベイトタックルとはどういうものなのか、知らない方がいると思います。そんな方へ軽くベイトタックルについて解説していきます!

こんな形のリール。主にブラックバスで古くから使用されているリールです。

そしてかなり悪いイメージが強い、バックラッシュというトラブルがあります。スプールの回転数とルアーの飛行速度にラグが起き、回転数が合わずバックラッシュとなります。旧世代まではかなりの宿敵と化していましたが、現在の機種では下手な投げ方さえしなければ、かなり疎遠となっています!!

バックラッシュなどで悪いイメージを持っているかもしれませんが、大丈夫です。今はかなり安心して始めることができます!!

2,ソルトシーンでのメリット

では続いてソルトシーンでのメリットについて解説していきます!

・遠投 < 近距離のピン撃ち

ベイトタックルは遠投より近距離でのアキュラシー性能(正確性)が非常に高いです。細かなところに通す際にはラインの出を調整しなければなりません。

スピニングではフェザーリングという技で、細かいラインの出を投げている手のもう片方でやるのでどうしても、タイミングが遅れ、かなり難しいです。

ベイトであれば、サミングという技で、投げている片手で瞬時に調整できます。どの道ベイトタックルでは、キャストのタイミングでも必要ですので、かなり簡単にできるかと!(個人差あり)

・巻き取りの力

スピニングよりもベイトタックルの方がかなり巻取りの力が強いです。多分ギアの構造上でしょうが、普通の汎用機よりはかなり力強い巻き取りを行うことができます。

これ以上行かれたらまずいタイミングなどでは、ゴリゴリ巻いて浮き上がらせることもできますので、かなり頼りになると思います。

・力の入りやすさ

これはかなり個人差があると思いますが、ベイトにはパーミングという持ち方があり非常に力が入りやすいです。

合わせの時などは非常に力が入りやすいですが、多分スピニング派の方の方が多い気がします。

でもかなり力が入ります!!

・糸ふけの量

海では結構風が強いことが多いです。そんな時スピニングは糸がフリーで、非常に糸が流されることがあります。

ベイトリールはキャスト時ブレーキがかかっているため、糸ふけが非常に出にくいです!

3,ベイトタックルで使いやすいターゲット

今回はベイトタックルで特別使いやすいターゲットを紹介します。

シーバス

まあブラックバスのようなものなんで、有効ですよね。

シーバスは遠投したりしますが、意外と足元の際やなどについていることもあり結構ベイトタックルの方がやりやすいです。

また磯でのマルやヒラでサラシに投げ込むときにもアキュラシー性能が生きてくると思います。

クロダイ

今流行りのチニング。かなりバス釣りに近い要素でベイトタックルが非常に優位です。

現在フリーリグやテキサスリグが多く使われ、着水と同時に瞬時にフォールさせることが大事です。そのフォール中のアタリはよくあるので、ベイトでサミングしながらフォールさせるとびっくりするくらいあたりがわかります!!

根魚

こちらもクロダイと同様、バス釣りに近い要素を持っておりベイトタックルが優位ですし、もう既にかなりの人がベイトタックルを使っています。

チニングでのメリットと根魚で重要になるメリットがあります。それは巻き取りの力です。特に根魚は非常に根に潜る習性をもっており、油断したらロックされます。そんな時にベイトタックルの巻き取り力が必要不可欠です。

4,ベイトタックルのデメリット

次にベイトタックルのデメリットについて紹介します。

・高切れ

ソルトシーンでは、ベイトタックルでPEを使用するタイミングがほとんどだと思います。そんな時にブレーキが緩いとバックラッシュするんですが、PEはかなりの確率で引っ掛かり、強い衝撃が来ます。その時にラインが切れることがあります。

・ドラグ

ベイトタックルはスピニングよりもドラグが弱いです。徐々にドラグ力は上がっていますが、まだまだ弱いです。

影響が出る魚は青物などの非常に引きが強く、ドラグ調整が必要な魚。これからも進化していくと思うので、まだまだこれからです。

5,最後に

まだまだ発展途上ではあるベイトタックルではありますが、非常に釣りの幅を広げてくれる素晴らしいリールです。

今後もどんどんと普及していくと思いますので、ぜひ手に取ってまずベイトタックルに慣れ、未来の釣りに手を出していきましょう!!