種類が多く結構悩みやすいDCリール。今回は人気ブレーキDCのおすすめ、メリットデメリットをまとめてわかりやすくまとめていきます。
こんな人にお勧め
- リールの基本知識は多少ある!!
- DCリールが気になる!!
- 飛ぶリールを求めてる!!
僕もいろんなDCを触ってきたので参考になると思います!
1,DCとは?
DCとはデジタルコントロールブレーキの略。スプールの回転速度を電子制御で抑えてくれます。ブレーキはオン・オフで効き、リールの金額が上がるほど細かなオン・オフでブレーキが効きます。
DCといえばDC音というものがあります。好みが分かれますが、遠投の際のDC音は非常に気持ちいいです。
DCのブレーキ構造は大きく分けて2つあり、外部のみのI-DC4と内部、外部があるI-DC5・4×8DCに大きく分かれます。後ほど詳しく解説します!
2,DCブレーキについて
DCの中にも3種のブレーキに分かれます。ひとつずつ解説していきます。
1,I-DC4
現在はSLXDC、クラドDCに搭載されているDC。外部のみの4段階ブレーキで、1/2ozを超えるルアーの近距離から遠投が気持ちいいブレーキ。それ以上軽いものは飛ばすことならできるけど,,,的な感じです。DCの中では安価な部類に搭載されるブレーキ。細かい調整はメカニカルいじることをお勧めします。
I-DC4には現在この二機種とエクスセンスチューンされたエクスセンスDCSSもあります!シーバス用機なためPEに強いブレーキとなります。
2,I-DC5
現在、カルカッタコンクエストDC、メタニウムDC、スコーピオンDCに搭載されているブレーキ。内部にPEモード、ナイロンモード、フロロモードの三種、外部は5段階のブレーキがありI-DC4からより細かなブレーキ設定が可能となります。中・上位機種がこのブレーキを搭載しているということもあり、とても素晴らしいブレーキです。
4×8DC
現在、アンタレスDC・DCMDに搭載されている最高級のブレーキシステム。内部はI-DC5と同じく、PE、ナイロン、フロロモードに21アンタレスDCはW(エクストリームロングキャスト)、DCMDはXBというヘビー級ルアーに対応してくるモードがついています。
外部は8段階のブレーキが搭載されており、シマノ最高クラスの細かなブレーキ調整が可能となります。
4×8DCにはシーバス用にチューンされたものがありXという追い風追風モードというものもあり、PEに特化したブレーキとなっています。
3,DCのメリット
DCのメリットは第一に飛距離。年々DCの処理性能が上がっていき、どんどん飛距離が伸びていっています。バイブレーションであれば100mを超えることも。1/2ozクラスであればピン撃ちを近距離、スキッピングもできます。
次に音。DCの代名詞ともいえるDC音。DCの種類によって音が変わり、I-DC4は音痴DCって言われてたことも。使ってたらちょっと飽きる。
4,DCのデメリット
DCのデメリットは軽量ルアー。ブレーキがON・OFFなので、軽量系はスプールの回転速度は上がりきらないため、ブレーキが効かずバックラッシュとなります。軽量ルアーに関してはDCはかなり厳しいということは頭に入れておいて!
5,価格別おすすめ機種
2万円から3万円台・SLXDC
僕も持っているSLXDC!
あまり評価は高くないイメージですが、まず先に欠点を言わせていただきます。スプールがめちゃめちゃ重たいです。そのため軽量級ルアー、近距離戦が苦手です。
ですが、いい点も!スプールが重いことで中量級以上のルアーをキャストするのがとても気持ちよくなり、遠投では、めっちゃ回転が上がって唸ることも!
3/8ozを超えるルアーであれば気持ちよく使用できます。
3万円から4万円台・スコーピオンDC
価格が上がり、SLXDCからスプールの軽量化、DCの進化など大幅に変わっています。
ラインキャパは16-100なので軽量系はなし。ですがその分巻き物との相性が非常に良い印象です!
SLXDCと大きく変わった部分がもう一つ、巻き心地です。マイクロモジュールギアが入っているためギアのザラツキを軽減。釣りでのストレス軽減、感度向上に役立ちます!
個人的にはPEとの相性がいいみたいで、ソルトシーンでの活躍も期待してます!
3万円から4万円台2・SLXDCXT
シマノDC機の中でも一番軽量ルアーに目を向けたリールです。まさかの発売日が約5か月ほど遅れるという事態に…ですがいいリール間違いなしです!
まずはI-DC5×マグナムライトスプールⅢの相乗効果。スプールの軽量化により軽量ルアーへの対応量がアップしましたが、バックラッシュの危険性もアップ。その中カルコンDCにもついているI-DC5を搭載することによってバックラッシュ回避にも対応してくれます!
3/16ozクラスの軽量ルアーも楽にキャストできる
ロングビルミノーやビッグベイト、アンブレラリグなど大きくて空気抵抗の大きいルアーでもトラブルなくキャストできる
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/baitlurecasting/a075f00003ihbqcqay.html#Featuresから引用
なかなかの傑作の予感です!!
6万円から7万円台・カルカッタコンクエスト DC
シマノ最高峰の巻き心地、パワーを誇るカルコンDC。巻き物をとても得意としマグナムクランクのような強い巻きのルアーでもゴリゴリ巻いてこれます!
またもう一つ素晴らしいのが巻き物類でも低弾道でスパスパとカバーの奥に入ってくれます。
ほかのリールほどの汎用性はないかもしれませんが、パワーであったり、弾道であったりの個性派ですが非常にレベルの高いリールとなっています。
8万円台・アンタレスDC
シマノ最高峰のベイトリール・アンタレス。唯一4×8DCを搭載している機種であり、もうほぼ完ぺきなベイトリールに仕上がっております。
今年からはついに海水対応となりシーバスでも扱うアングラーも増えていくことになるでしょう。完璧すぎて何も言うことはありません。
ここでもう一度Kさんの言葉を言わせていただきます。
全面鏡面はアングラーの映し鏡。あなたの釣りがアンタレスの色になります。
カラーが一期一会。
https://zikkurifishing.com/shimano-19antares-impre/から引用
6,最後に
なにかロマンを求める方やには非常にぴったりなブレーキシステムだと思います。ぜひぜひ使ってみてね!!