今現在多くの方はメインラインで使用されているのが”ナイロン・フロロ”。ですが、ラインにはもう一つ人気の”PE”というものが存在します。ですが、正直言ってマジで使っている方は少数派です。
ということで今回は少数派のベイトPEについて解説していきます。
こんな人にお勧め
- ベイトPEしたい!!
- なんでベイトでPE使ってる人少ないの??
- 逆に何で使いたいの?
ベイトPEは意外にもメリットありありなので是非是非見ていってください!
目次
1、PEとは?
ナイロンラインやフロロカーボンラインが単線のラインなのに比べて、PEラインは極細のポリエチレン素材の原糸を複数本、編み込んで(撚って)1本にして作られるラインです。
現在では海でメインに使われていているラインとなっています。
2,PEのメリット
では続いてPEのメリットについて解説していきます!
感度が非常に高い
他のラインと違い伸びがほとんどありません。そのおかげで非常に感度が高いです。ショートバイトやルアーの動きわずかな地形変化なども感じ取れるほどです。
僕が一番びっくりしたのがシャッドテールのテールの動きが伝わること。さすがにこの感度にはあっぱれです(笑)
強度が高い
ナイロンやフロロなどと比べると顕著に出るのですが、同じ太さで強度がずば抜けて高いです。それのおかげでラインの太さを落としも強度を損なうことなく、細くできます。
細くできれば飛距離が飛躍的に向上してくれます。こうしたメリットでショアジギングなどの遠投の釣りや船釣りなどの多くラインを巻かないといけないタイミングでも活躍してくれます。
3,PEのデメリット
では続いてデメリットについて解説していきます!
こすれに弱い
非常にこすれに弱い糸です。特にラインを張っている状態化であるとさらに弱くなります。根が荒い場所などでファイト中にそこに行かれると切られるっていう場所なんてよくあるのでかなり怖いです。
摩擦に弱い
釣りの中でどんなタイミングに摩擦が起こるのか。それは結ぶ時です。ルアーなどを結ぶ時には摩擦系ノットといわれる結び方があります。そういう結び方は著しく強度を損なうので非常に危ないです。
4,バスでありなのか??
バスではありなのか、結論で言うとめちゃアリです。
まずはとあるデメリットを説明していきます。上のデメリットはリーダーラインで何とかなる話ですが、問題はベイトの問題、バックラッシュ。
PEでのバックラッシュは、くしゃくしゃになってくれず急にラインが絡まりスプールがものすごい勢いで止まります。これによってラインがめっちゃ切れます。これだけが怖いです。
それ以外では非常にありです。喜んで使ってください。
5,バス釣りで使われるタイミング
では続いてPEをバス釣りで使われるタイミングを紹介します。
フロッグ
まずはフロッグ。これは非常に多くのアングラーがPEで使用することが多いラインです。理由は操作のしやすさとカバーでのメリットです。
操作では非常に伸びが少ないためきびきびとしたアクションが生み出し、フロッグの特性を最大限引き出すことができます。
またカバーでは、伸びがないので鬼フッキングからの鬼巻きでゴリゴリ寄せられます。ここでの伸びはマジでうざいのでPEは使いやすい!
超遠投
細いラインが使えるので飛距離は頼もしい味方になってくれること間違いなしです。またここでもう一つメリットが。
感度です。超遠投すればナイロンやフロロではまず何やってんのかわからなくなります。ですがPEなら伸びが少ないゆえに感度抜群。ある程度なら伝わってきます!
ぜひぜひ冬のバイブレーションでは活用してほしいところです!
撃ち物
撃ち物では、操作性やショートバイトで高い威力を発揮します。
まずは操作性。まったく問題なしです。いやかなりいいです。意外とナイロンとかだったらめちゃめちゃ細かなアクションは意外と伸びで消えてることあります。ですがその心配はなく、手の延長線でルアーを操作できている感じがします。
次にショートバイト。細かい当たりがどうしても増えてしまう釣りですので、ショートバイトが伝わりやすいことはかなりメリットになり、釣果アップ間違いなしです。
ベイトフィネス
ベイトフィネスでは、フッキングと軽量化とメリット盛りだくさんです。
まずはフッキング。ロッド自体が柔らかかったり、ドラグを緩めていたりするとどうしてもバスの上顎に貫通させるのは難しくなってきます。そんな時にPEの伸びの少なさは非常頼りになりますし、バラシがかなり減ります。
次にスプール軽量化。PEラインは細くできることや素材自体が軽いため、スプール軽量化に非常に役立ちます。ベイトフィネスでのスプール軽量化は命ですので、すごいメリットです。
6,最後に
バス釣りにおいてPEはメリットありありなのでぜひ使ってみてください!!!