皆さんこんにちは。
実は先日コルトスナイパーXR S98XHを購入しました!
3万円台というロックショアロッドの中ではコスパのいい部類ですが、どこまで戦えるのか?実際に沖ノ島で計二日間投げ倒してきました!
魚もかけることはできたため、参考になればうれしいです!
こんな人にお勧め
- コルトスナイパーXRめっちゃ気になっている??
- 3万円台のロッドはどこまで戦える?
- サブロッドとして導入検討!
- 初心者にお勧めなのか?
正直3万円台舐めてました…
マジでコスパ最強ロッドなんです!!
目次
1,コルトスナイパーXRとは
まずはコルトスナイパーXRとはどんなロッドなのか、紹介していきます!
シマノのミドルショアジギロッド
コルトスナイパーXRはシマノのミドル機種に当たります。(価格として30000~35000円くらい)
下位機種に当たるBB、SSにはないXHという固さやスパイラルXコア、緩み止めのロックナットなどが搭載されており、沖磯でのヒラマサ狙いなどにも十分戦えるスペックとなりました。
多彩なロッドスペックの種類
このコルトスナイパーXR、実は3ピース、5ピース、ベイトモデルなどの多彩なロッドスペックが販売されています!
3ピースや5ピースは旅先やランガンの釣り、バイク釣行などで活躍するかなり需要のある継数であり、継数が増えても本格的に使えるという部分で高い評価を受けています。
ベイトモデルは今はまだ主流ではないものの、巻きの強さや太糸との相性の高さで、マニアックな方から高い支持を受けています。なかなかシマノなどのメーカーから出ないロッドなのでうれしいスペックです。
コルトスナイパーXRの魅力の詰まった動画はこれっ!
この上津原さんが紹介するコルトスナイパーXRの動画。この動画が一番魅力が伝わると思います!!
(すごすぎる…)
2,今回買ったXHの使いどころ
ここからはXHの使いどころをサクッと紹介していきます!
沖磯やビックサイズが出る地磯
中型青物以内ではH以下で対応できます。10キロを超える青物や大型アジ類(カスミアジ・GT系)に対応するにはXHが必要です。
ラインセッティングもPE6号付近を使うので、ロッドも必然的にXHになります。ということでこのタックルを使います。
200㎜(100g超え)のプラグを使う
大型のヒラマサやペンペンシイラなどを追っている魚を釣る際は200㎜超えのプラグが必須になってきます。基本的に重さも100gを超えてくるため、XHという番手は必須になります。
14000番と合わせるため
14000番と合わせるロッドとしてはXHがドンピシャです。このロックショアタックルはめちゃめちゃ重たいです。一日投げ続けるにはタックルバランスの良さが要になります。
またPE6号がメインラインになるのでXHしか使えないです(笑)
3,実際に使ってみた(事前情報)
ということで、ここからは実際に使ってみたインプレッションを書いていきます。
使用環境
今回は沖ノ島で2日間使用してきました!!
一日目は、ケーソンという堤防で足場が低くとても扱いやすいポイントでした。潮の流れが早いタイミングもあり、そこでの使用感もお伝えしていきます!
2日目は、ホームグラウンドという場所におりました。足場が少し高い場所もあり、少しテクニックが必要とされるポイントです!
タックル・ルアー情報
今回のタックルと使用ルアーを紹介していきます!
- ロッド:コルトスナイパーXR S98XH
- リール:ストラディックSW 14000XG
- ライン:DUELのPE6号
- リーダー:オーシャンレコード100lb
といったタックルです。リーダーが比較的細めですが、沖ノ島はこれくらいと言われました。
少し心細いですが…
主に使ったルアーは
- フィードポッパー175
- ラピード190
- レガート165
- シアンジグ デフォルト100g
この4つを使ってきました!
4,実際に使ってみた
では早速使っていきます!
キャスト感、アクションの操作性、ファイトの感覚などの視点から書いていきます!
いい所(まとめて)
- ジグとの相性が抜群
- 初心者はキャストがしやすい
- ダイレクトにアクションが伝えられる
- 魚を浮かす力は十分ある!
トラブルはあるのか
まずはリールシートの緩み。まったくありませんでした。唯一注意するべき点は、思っている以上に締まっていないこと。自分が締めこんだと思っても意外と緩んでることがあります。リールがぶれないかしっかり確認しておきましょう。
一番はノット部分のトラブル。2日間を通してトラブルは1回のみ。その一回も自分のキャストミスなのでほとんどないと言えるでしょう。ロングリーダー、ショートリーダー試しましたがトラブルなく。
ノットのトラブルを考えず、安心してキャストをできました!
キャスト★★★★☆
めちゃくちゃキャストしやすい。98というレングスが相まって、キャストの抜け感がとても気持ち良いです。特に今まで、シーバスタックルしか使ったことないという人もすぐにコツを掴んで投げられると思う。
60gのジグやプラグから100g超えのジグ、プラグまで投げられます。98のレングスにより軽いルアーとの相性も◎。
ロックショアタックル初心者は、最初ロッドを振り切れないという方が多いと思います。しかし98でテイクバックが短いため、振り切りやすいロッドとなっています!
でも10ft近いレングスを使っている方からすれば、テイクバックの短さで投げづらさを感じる方もいると思います。
アクションの操作感★★★☆☆
プラグは50点、ジグは90点
自分の出したいアクションが出しやすいものの、アングラーにとって不利な環境では使いにくさが滲み出る感じです。
レングスの短さで直感的なアクションが出しやすいです。足場が低い場所では抜群の操作感を発揮します。
高い足場でのトップの使用はかなり厳しいといった感想です。特にトップで出ても、掛からない・掛かりが浅いといった状況が多いです。より技術が必要とされる場面でした。
個人的ジグの使用感がとても素晴らしかったです。足場の高さなど関係ないに等しい為、ロッドをシャッキリしている分、操作性は素晴らしかったです。
今回は14000番でしたが、8000番に変えると確実にジグ専用タックルに出来ると思います!
ファイト★★★★☆
5キロクラスのヒラマサを掛け、そして50㎝のヤズを釣り上げましたが、このサイズなら心配もなく戦えました。
それ以上の魚はまだ掛けられていませんが、両者掛けて感じたことはまだまだ余力があるということ。特にヒラマサをかけたタイミングでも、瀬や足元のくぼみで擦られるため、アングラーに不利な状況でしたが、まったく擦られていませんでした。
安心ですね!
4,下位・上位機種との比較
(下位)コルトスナイパーSSとの比較
スパイラルXコアと緩み止めのロックナットの有る無しの違いはかなりあるかなと思います。
スパイラルXとは復元力に多少ですが、差がありコアのほうが強いと感じます。またキャストのブレの収束の速さも差があります。特にビックプラグを使う釣りではこのスパイラルXコアの強みを存分に生かしたいところです!
そして緩み止めのロックナット。これは初心者であればあるほど必須の技術機構だと僕は勝手に思っています。タックル自体の全体重量が増すため、リールシートは緩みます。初心者であるほど、あまり気にしない部分で、最悪リールの落下の恐れがあるためこれは欲しいです。
(上位)コルトスナイパーXTUNE
このロッドは価格が二倍近くになるため、技術機構的な差は少なくとも使用感では大きな差があります。
狙うターゲットも南洋の魚に広がってき、超本格的なロックショアロッドとなります。
コルトスナイパーXR=みんなが使える本格的なロッド
コルトスナイパーXTUNE=離島とか秘境での大型
コンセプトの違いもあるため、やはりこのXTUNEに分があるでしょう。
5,総じて
初心者に使ってほしい、入門ロッド。といってもヒラマサのメーターオーバーや10キロクラスとも戦えるロッドなので、ジグ用として上級者にもおすすめ。
上位機種の技術機構を惜しみなく投入しているため、本格的なシマノロッド。
しかし98というレングスから、トップは足場の低いエリアなどじゃないと使いずらく、条件が絞られる。
6,最後に
個人的には大満足のロッド。レングスの面で、良くも悪くもっていう場面が少なからずあるので、これから本格的にロックショアの釣りに力を入れるという方はこれからジグ用になると思います。(僕も~!)
という感じです。では!!