今回は20メタニウムを購入いたしました。この価格帯のリールは初購入ですので、リールの比較などは厳しいですが、使ってみた感想やできる部分のみ20SLXDCとの比較を交えながら、インプレッションを行っていきます。
目次
1,20メタニウムの技術機構
まずは搭載している技術機構について書いていきます。20メタニウムには11の技術機構が盛り込まれています。
マイクロモジュールギア・Xシップ・ハガネボディー・マグナムライトスプールⅢ・コアソリッドボディー・サイレントチューン・SVSインフィニティ・CI⁴・S A-BBです。ここまでたくさん入ってるリール。買って損はない。
2,リールスペック
20メタニウムはノーマルギア、ハイギア、エクストラハイギアの3つ右、左どちらの巻き手もあります。ハンドルの長さはノーマルギア、ハイギアが42cm、エクストラハイギアが45cmとなっています。ベアリング数は10/1です。
そしてラインキャパは12-100mとなってます。スプールは34/19mmでナロースプールとなっています。そして自重が驚異の175gという軽さ!これはかなり武器になる!!という感じです。スプール重量が13,8gです。
3,見た目と軽く機能レポ
実釣の前に見た目やメタニウムの投げれる範囲などを5点満点評価+少し解説していきます。
見た目 5点
僕だけかもですが、意外と黒っぽく、アンタレスほどではありませんがちょっと反射して鏡みたいになるのが個人的にかなり好き。非常にボディーがコンパクトでまとまりのあるリールです。個人的にサイドプレートの形状が大好き!!
持ちやすさ 4.5点
ボディーがコンパクトでパーミングが中2でも楽々でできます。最初は絶対にサイドプレート部分の高さに慣れませんが、使えば使うほど忘れ去っていきます。マジでちょー持ちやすい!!
巻き心地 4.5点
軽い巻き心地。この金額帯、悪いわけがない。カルコンとかアンタレスほどではないものの最高の巻き心地です。巻き心地はメンテナンスや使い方でかなり変わります。とにかくめちゃめちゃいい!!
ブレーキ 4点
めっちゃ難しい(笑)。慣れてる人なら何とかなるかもだけど初めて使う人はかなり苦戦します…。結構ピーキーで嚙み合った時の伸びのポテンシャルは半端ないです!!と、言われてもなっかなか噛み合わないです。特にフルの時が全然噛み合ってくれない(笑)中々世話のかかるブレーキです。外部がメモリを変えるごとにカチャカチャ言わず、繊細な調整が可能なブレーキとなっています。
剛性感 5点
自重175gですが、コアソリッドボディー採用で非常に高い合成をまとっています。とてつもないアホなんで、実は16lbを巻いてダウズスイマー220を投げてきました。ですが、さすがにスプールの回転がめっちゃ怖かったですが、ボディーはSLXDCより強く巻き上げもろもろ非常に強さを感じました。なのに4インチのネコリグもこなせるリール。ボディー怖すぎる…
4,早速実釣へ
とにかく実釣に行ってみましょう!!今回はラインセッティングをフル巻きと、ハーフ(50~60m)のツーセッティングでやっていきます。
今回使用するタックルは
~ロッド~
ポイズンアドレナ1610-Ⅿ・2です。
~リール~
もちろん20メタニウムのHG!!
~ライン~
ナイロンで①12lbフル巻き100mくらい ②12lbハーフ巻き50~60mくらい
でやっていきます。ルアーはいろんなの使っていきます!!
では①のセッティングで行っていきます。
の前にフルのメリットとデメリットです。
メリット・目減りがすごいので、フルで巻いておくことで指がスプールに当たるとことを最低限減らせる。糸の貯蓄ができるので不意の高切れで対応できます。
デメリット・巻きすぎたときのバックラッシュがくそめんどくさい。ルアーの下限が上がる。スプールが重くなる。
①ミノー、クランクなど(10g付近)
ドンピシャ。ピッチングから遠投まで楽々にこなせます。ちょっと投げ方ミスったらバックラッシュの危険性も。でもSVSの特性が非常によく出るルアー。
②スピナーベイト(3/8oz)
1/2くらいはちょっと重すぎる感じ。それ以下が非常に近距離撃ちがたまらない!!マジでSVSの伸びで着地音が勝手に静かになる!くらいのレベルで気持ちいいです!!ちょっと巻き心地が重くて不快かも
③チャターベイト(3/8oz)
巻き心地が非常に軽いためこのリールで非常にテンポよく投げて巻いてこれます。飛距離もよく伸びてくれるので、意外とドンピシャかも。
④小さいスコーンリグ、スイムジグ(5/16oz+3,5インチ)
意外とノー感じにならなくて、テールの振動なども伝わってきます。(フロロのほうがもっといい)小さめがベストマッチで、このリールにちょうどいいです。
⑤撃ち物(7gシンカー+4インチ程度のワーム)
リールが軽いため非常に手返し良く打つことができます。マジでバッチシ。唯一欠点はキャストフォームを崩して投げないといけない時にバックラッシュする可能性大
⑥2ozクラスのビックベイト
2ozくらいのビックベイト、意外とありなんですよ!!巻き抵抗の強いものはなかなかきついですが、S字の滑らかな巻き抵抗の軽いものなら相性がよく、近距離でかなり重宝しています。
では②のセッティングで行っていきます。
の前にハーフのメリットとデメリットです。
メリット・立ち上がりがすごくいい、バックラッシュが少ない、繊細なブレーキ設定がめっちゃやりやすい!個人的にこっちのほうが好き、ルアーの下限が下がる。
デメリット・目減りが半端ない、糸巻が少なくて高切れしたら一発KO。
①ネコリグ(5インチストレートワーム+0.9ネイル)
メタニウムの軽さを生かした細かいアクションが生み出されるので非常にやりやすくスト系では抜群の持ち味を発揮します。ハーフが非常に使いやすくて専用機にしたいほどです(笑)
②撃ち物(7gシンカー+4インチ程度のワーム)
無理やりカバーにぶち込むときにハーフラインがおすすめ。僕はかなり撃ち物でハーフで使うことが多くなり、結構使いやすいです!やってみて!!
③小型プラグ(7gくらい)
ここまで下げれます!!シャッドなどもしっかり投げれるのでフィネスによりたい人は超おすすめ!!
使えるルアーの幅は??
7gから50g程度。買おうか悩んでいる人今すぐ買ってください!!